ZEHと比較 段違いの省エネ性能
住宅の省エネ性能が注目されるようになったのは、エアコンが普及したからだと言えます。
これまでの「風通しが良い家」だと、エアコンの風もそのまま外に逃げてしまいます。
それで断熱・気密も重要視されるようになった、というのは前のページで触れた通りです。
最近よく目にするようになった「ZEH」(ゼッチ、ゼロ・エネルギーハウスの略)も国が推進する省エネ住宅だと言われています。
同じく省エネ住宅であるパッシブデザインの家と何が違うのでしょうか?
ZEHの家の特徴は、太陽光発電システムを使用して自宅で発電すること、最新のエアコンや冷蔵庫、エコキュートやLED照明など省エネ家電を使用すること、ペアガラス等を使用することなどがあります。
使用する電気を、自宅で発電・蓄電、売電したものでまかなう、実質プラスマイナスゼロにするのがZEHの考え方です。
参考までに、前ページで触れたUA値(鹿児島県が所属する7地域)は0.6で、断熱性は平成28年度基準(0.87)より改善された程度です。
エアコンをフル稼働させても、その分自宅で発電しているので「まあ、いいか…」と罪悪感が少なくなるかもしれませんが、「電気代そのもの」は安くなっていません。
ここが盲点なのです。
一方ERBENはというと、パッシブデザインによる圧倒的な断熱性で省エネを実現しています。
外の気温に影響されず、室内の空気は外に漏らさない。
エアコンは使用するけれど稼働は最低限で十分快適。
電気代が少ない方が「省エネ」だと考えれば、こちらの方が明らかに理にかなっていると思います。
電気料金は値上げが止まりません。
ZEHの住まいで、現在は電気代の収支がゼロとしても、将来は全く分かりません。
太陽光発電システムなどに費用をかけるのではなく、その分断熱に費やした方が家計と環境に優しい、本当の意味で省エネに繋がるかもしれません。
お電話でお問い合わせ
フリーダイヤル
0120-888-194
(9:00~18:00 定休日:水曜日)