全てが自然素材の家 環境と性能を両立した厳選素材
国内最高レベルの断熱・省エネ性能を目指すERBENの住まいにおいて、これらの性能と同様に大事にしていることがあります。
それは、そこに住むご家族が本当に安心して過ごすことができるのか? という安全性です。
一般的な新築の家を立てるとき、断熱材はグラスウールが入った袋、またはウレタンフォームを吹き付けています。
その後で、床板は合板のフローリングやクッションフロア等を敷き詰めて、壁はカラフルなビニールクロスを接着剤で貼り付ける作業を行います。
外壁は、タイルや木目等の模様の入ったサイディング(焼き物)の板を使用することが多いと思います。
このような工程で建築されるようになったのは、ほんの数十年のことです。
先程の工程を見てみると
グラスウール:ガラスの細い繊維、水に弱く結露等で腐食のおそれあり
ウレタンフォーム:ウレタン樹脂、燃えたときに有害ガスが発生するおそれあり
壁用ビニールクロス:結露に弱い、接着剤に含まれる化学物質によって体調を崩す事例も
といった問題が発生していることはご存知でしょうか?
もちろん、ある程度の安全性は保証されていますが、人体への影響のないものを使用した方が健康に良いことは間違いありません。
私たちは、家に住む方の健康と環境に優しい素材を探した結果、パッシブデザインなどの住宅建築で日本を遥かにリードするドイツで生まれた素材たちに出会いました。
1.木繊維断熱材
これまで断熱材といえば、グラスウールやウレタンなどが主流でしたが、ERBENでは針葉樹やおがくずなど木の繊維をブロック状に固めた「シュタイコ」を使用しています。
木繊維断熱材「シュタイコ」
屋根施工動画
自然素材なので、環境に優しいだけでなく断熱に加えて調湿作用もあるので、湿度の高い日本の気候に合った「未来の断熱材」として期待されています。
火事が発生しても、表面がすぐに炭化することで延焼を防ぐこともできます。
2.張り替えが必要ない壁紙
室内用ビニールクロスは施工が簡単な反面、剥がれてしまったときの張り替えが必要になってしまいます。
また、壁に貼り付けるための接着剤には、ホルムアルデヒドなどの有害物質が含まれており、目が痛くなるなどの「シックハウス症候群」が社会問題にもなりました。
ERBENの住まいで使用しているドイツ生まれの壁紙「オガファーザー」は、新聞紙の再生紙と木の繊維から生まれた天然素材の壁紙下地で、環境に優しい漆喰調塗料を塗ることできれいな仕上がりの壁となります。
天然素材壁紙「オガファーザー」
ビニールクロスと異なっているところは、調湿性があるので結露しにくく、快適な湿度を保つことができます。
メンテナンスも、塗料を塗るだけでよいことも環境に優しいと言われる理由の1つです。
屋根施工動画
3.時を経て表情を変える無垢の床板
以前と比べて、畳の部屋が少なくなり全室フローリングのお家ということも珍しくなくなってきました。
現在の日本で、フローリングに使用される床材のほとんどは合板に樹脂製の模造板を貼り付けた複合タイプと呼ばれる「フェイク床板」とも言えるものです。
また、表面にだけ僅か数㎜の本物の木材を貼り合わせた物もありますが、そういった物が100年・150年保つでしょうか?
無垢の床板だったら100年・150年ずっと使うことができ、時を経ながらどんどん良い表情になってくれるでしょう。
ERBENでは、無垢材を加工したもののみを使用しており、裸足で歩いても心地よい木の感触を感じられるようになっています。
メンテナンスもオイル添付のみです、あまりにも傷が増えてきたら表面を削ることができ、新品に近い表情に戻ることもできます。
4.お手入れ簡単、耐久性に優れた外壁
新築住宅の外壁としては、サイディングの板、金属板、木の板などがありますが、昔からあるものとして「塗り壁」もあります。
漆喰などの壁は一度塗ると時間を掛けて硬化し、強い外壁を形成する反面、作業の手間がかかるということで、ほとんど見かけることがありません。
100年経っても住むことができる家を目指すERBENの家が選んだのは、ドイツのSto(シュトー)製の塗り壁剤でした。
ドイツ生まれの塗り壁材
Sto(シュトー)
Stoの壁の特徴として、優れた外壁性能と撥水性能があります。
蓮の花(ロータス)効果と呼ばれる、水滴が汚れを包み込みながら転がっていくことで汚れがつきにくく、お手入れしやすい外壁を実現します。
汚れを包んで転がるロータス効果
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